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私の病気が分かった時の話

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母や、祖母に教えてもらった、私が病気だと分かったときの話です。

1989年2月、私は生まれます。
兄とは8歳も歳が離れた、待望の女の子でした。
3600ℊの大きくて元気な赤ちゃんでした。


生後2か月頃、お風呂に入れようとした時だったそうです。
湯船につけたら、狂ったように泣き出しすぐに顔が真っ青になってぐったりしてしまいました。
救急車(だったかな?)で私の生まれた産婦人科に連れて行ったところ
「もしかしたら心臓に異常があるのかもしれない。でもこの病院では正確なことが分からないから、専門の病院に移ってください。」
と、小児の心臓に強い大学病院へ運んでもらいます。(産婦人科の先生迅速な対応ありがとう!)

そこで、心臓に小さな穴が開いていることが分かりました。

その瞬間から私は、先天性心疾患。
母は、病児の母としての人生を歩み始めることになります。


当時はインターネットも普及してませんし、心臓病児の予後は今以上に厳しいと伝えられていたはずです。 出生前検診もありません。
(私よりも10年以上前に生まれた心疾患児は大人になれないことが珍しくなかったと、大人になってから医師に聞かされました)
どれだけ不安だったか、当時の母の気持ちを想像すると胸が押し潰されそうになる。

あの時沢山泣いた分だけ、母には楽しい思いをさせてあげたいなって思います。

また手術しなきゃいけないから、ずーっと心配はかけ続けるんですが…。


★おまけ↓
このHPで心臓手術の歴史がわかります。
びっくりするくらい最近の話なの。

古代ギリシャ時代の哲学者・アリストテレスは“神の宿る心臓だけは傷つけてはならない”と言いました。

https://nagoya.heart-center.or.jp/surgery/c02.html

アリストテレスめ…。どうせお前健康だったんだろ。

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