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ノンアルコールワインという選択肢

世間話
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お酒が飲みたくても飲めないって、様々な状況があると思うんですが、「好きなのに飲めない」というのは何とも悲しいものです。私自身、手術の関係でもう半年以上禁酒していますが、そもそもお酒が大好きで、酔うことは楽しいけどそれだけじゃなくて味が好きなんです。まさに嗜好品。
そんな「好きなのに飲めない」あなたの、というか私の、ストレスを解消するために、ノンアルコールワインというものをご紹介したいと思います。
もっともっといっっぱい種類があるのですが、今回は私が実際に買って飲んだ7本についてだけ。

未成年の貴方へ。
ノンアルコール飲料も、20歳以上の方が飲むことを想定して作られています。だからもう、こればっかりは日本のルールだから、20歳過ぎるまで待ってください。

ノンアルコールワインてなに?ぶどうジュースでしょ?

違います。             終

これではあまりにも味気ないので、少し私のうんちくに付き合ってください。
まずアルコール度数が1%未満のものを「ノンアルコールワイン」と定義しています。
アルコール分1%くらいなら、酒飲みからすれば入ってるか入ってないか分からないと思うんですが、アルコールアレルギーの方やお薬の関係でアルコールを禁止されている方なんかにとっては十分「入っている」飲み物ですので、購入の際にはよく確認してください。
(0.0%以上アルコールが含まれているものは、ノンアルコールワインとして売られていても必ず「本製品は0.5%未満のアルコール分を含みます」のような記載がされています。)
※身体の状態や服用中のお薬の影響でアルコールが禁忌とされている方は、飲む前に必ず医師に確認をしてください。

材料はワインと同じくぶどうなんですが、スーパーで売っているようなそのまま食べても美味しいぶどうとは違い、ワインを作るための品種のぶどうが使われていることが多いです。メルローとかカベルネとか。なので、よりアルコール入りワインに近い風味になっています。

作り方にもいくつか種類がありますが、私は専門家ではないのでざっくりと説明すると、通常のワインのように作っておいてそこからアルコールを除去する方法と、作る工程で工夫(説明が長くなるのでぼやかす)をすることではじめからアルコールを作らない方法の2つがあります。
糖分やら香料やらを足して、ワインに近い風味にしていきます。すごいね。

ワインに含まれる体に良さそうな成分としておなじみ『ポリフェノール』も、しっかり含まれています。さらに、アルコールの分のカロリーを含有しないので、普通のワインより低カロリー。

そんなこんなで、ただのジュースではない。というお話でした。

どんな味?

では早速、ここからは私が実際に買って飲んでみた7本の感想です。
私は元酒飲みというだけでソムリエでもなんでもないので、あくまでも個人の感想としてね。「ふーん」て感じでね、読んでください。
全部通販で買いまして、各商品のお勧めしている温度を出来るだけ守り、ワイングラスで飲みました。
(ボトルに反射して写ってほしくないものが写ってしまったので、キラキラっとさせて隠してます。雑でごめんなさい)

Vin Free[ヴァンフリー] 赤・白

こちらは、アルコール分0.00%のワインテイスト飲料です。
まごう事なきノンアルコールです。
ぶどう以外にレモンやクランベリーの果汁も入っており、品名は〘90%混合果汁入り飲料〙となっています。
国産(長野)で、ポリフェノールが多く含まれていることを推しています。
冷蔵庫でキンキンに冷やしてから飲んでください。
氷を入れるのは水っぽくなるからあんまりおすすめしません。
散々「ジュースとは違います!」と言いましたが、ワインと期待して飲んでしまうと物足りなさを感じてしまうと思います。


赤…皮ごと絞った高級ジュースって感じ。(アルコール香が全く無いので、ジュース感は否めない)
グレープジュースというほどの甘みはなくて、酸味と渋み(えぐみではない)を感じる。それが美味しい。
白…香りは赤より甘い。味も赤より甘味がある。(甘ったるいわけではない)
こっちも酸味を感じて美味しい。

ヴィンテンス

VINTENSE[ヴィンテンス]  メルロー・シャルドネ

こちらは、低温低圧蒸留という方法でワインからアルコールを抜いたノンアルコール・スティルワイン。アルコール分は0.0%です。
名称は〘清涼飲料水〙となっています。しかし、ワインだったものからアルコールを抜いているので、ノンアルコールですが、ボトルの裏には「ワインの成分等が沈殿・浮遊することがありますが、これらは酒石やオリであり、品質上問題はございません」との記述もあります。
アルコールアレルギーの方は注意をした方が良いかなと思います。
ベルギー産。
シャルドネは冷蔵庫で冷やして、メルローは常温で飲みました。


メルロー(赤)…弱いけどアルコールとタンニンの香り感じる。明らかにジュースではない香り。
あっさりしていて、若い赤ワインって感じ。後味にタンニンを感じるので、よりワイン感あり。
7本の中で1番好き。
シャルドネ(白)…ボトルを開けたすぐは微発砲を感じて、ワインに詳しい知人に聞いたところ「酵母が生きてるってことかも」と言っていました。
赤と同じく、冷やしてもアルコールの香りあり。あっさりとしていて酸味と少しの渋み(タンニン?)を感じる。

カールユング

CARL JUNG[カールユング] カベルネ・シャルドネ

こちらもワインからアルコール分を除去したもの。アルコール分は0%です。ただし、ラベルの裏には「本製品は0.5%未満のアルコール分を含んでいます」との記述がありますので、例えばこれをとんでもない量がぶ飲みしたら、息をふーっとするやつでアルコールを感知される可能性があるということですね。(可能性の話ですよ)
名称は〘清涼飲料水(脱アルコールワイン)〙となっています。
ドイツ産。
もともと個人的にドイツのワインが好きだったのと、これはボトルが可愛かったので、ラベル買いです。



カベルネ(赤)…アルコール香はするが開けた当日より翌日の方が香りが良かった。酸味を強く感じる。タンニンは弱めで、少し物足りない。
シャルドネ(白)…冷蔵庫で冷やしたので香りは強くない。酸味があり後味がサッパリしているので、辛口の白ワインに近い。

デュク・デュ・モンターニュ

Duc de Montagne[デュク・デュ・モンターニュ] スパークリング

こちらもワインからアルコール分を除去して作った、ノンアルコールのスパークリング。アルコール分は0.0%で、VINTENSと同じくボトルの裏には「ワインの成分等が沈殿・浮遊することがありますが、これらは酒石やオリであり、品質上問題はございません」との記述があります。
原産はベルギー。
名称は〘清涼飲料水(果汁25%、炭酸入り)〙となっています。
スパークリングワイン同様にコルク栓なので、開ける時は注意してください。

香りは甘くて、デザートワインのよう。炭酸がしっかりしていて、アルコールの風味も感じる。何も知らずに飲んだら、随分飲みやすいワインだなと思うかも。後味も甘くておいしい。

以上。


ノンアルコールのビールや缶チューハイはよく見かけるようになりましたよね。しかもおいしい。
とは言え、普段ビールを飲んでいる人間からしたら、アルコール特有の風味やコクが感じられないところに物足りなさを感じるかもしれません。正直なところ、ノンアルコールワインにもそれは言えます。だけど、ノンアルコールワインというひとつのジャンルだと考えるととっても美味しいです。
それぞれ好きなものを飲めばいいんだけど、友達と食事をしている時なんかに、お酒飲みさんも飲まないさんも同じボトルから飲み物をシェア出来ることは楽しいし、なんだかワインを飲めているような気分になれるのも良い。
本当に沢山の種類があるので、もっと色々試してみたいなと思っています。

お酒はおいしく適量で。ルールとマナーを守って綺麗に楽しみましょうね。

今日はここまで。

世間話
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