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☆手術から6か月経ってみて

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2019年11月に、僧帽弁の人工弁置換三尖弁の形成術を受けました。
初めましての方で、病気についてや手術、これまでの治療についてもし関心を持ってくださったのであれば、 過去の記事でいろいろ書いてあるので、そちらを読んでくださればと思います。
(質問自体はお問い合わせフォームやTwitterから何でもどうぞ。)

※術後の経過は人それぞれにペースが違うので、この記事は一般的な話ではなく私の場合 どんな感じなのか、という話です。


手術から6か月経って、随分と生活が元に戻ってきました。
一番気にしていたのは体重問題です(退院してから増え続けている)。術前から考えると、今の私は適正体重をだいぶオーバーしてしまっています。体重が増えると心臓に負担がかかるのであまり増やさない方が良いと言われてきたのですが、リハビリのおかげで術前より筋肉が増えたことや、単純に痩せれば痩せるだけ良いということでもなく、適正体重そのものを見直しましょうとなりました。しかしこれは医師側も本人も塩梅が掴めないのが現状で、逐一採血で数値を見つつ探っていくしかないそうです。非常に難しい。
それから術後の燃え尽き症候群のような状態から、少しずつ抜け出してきました。今と比べればという話にはなりますが、退院後しばらくは、ぼーっとしてしまったり物忘れが酷かったり、うまく思考が回らないなと思うことが増えて、大丈夫かなと不安になることもあったのですが、最近は頭が使えるようになってきた(これ何て表現するのが適切なんだろう。全然頭使えてないな(笑))感じがしています。 何をしても(本を読んでもTVを見ても)以前より頭に入る感じ。
体力がついてきたことや、生活に慣れてきたせいだと思います。
そしてなかなか戻らなかった声。戻ってきたような気がします。違和感が無くなったのは先月辺り。(術後5か月)日常生活程度で困ることは無くなりました。騒がしい場所で声を張るとか、カラオケをするとかはまだ試せていませんが、概ね元に戻った気がしています。


術後3か月目の記事では
〘 今は「歩いたな」という感覚になるのが3000歩くらい。「ちょっと疲れた」となるのが5000歩。「明日に疲れが残るかな」と思うのが7000歩越えたくらい。〙
と書いていましたが、今は3000歩程度では疲れは感じません。7000歩くらいで「今日は歩いたな」と思い、1万歩超えると翌日少し筋肉痛が残ります。間違えた。筋肉痛は翌々日。さすが31歳。
1度調子に乗って15,000歩歩いたら、その後不整脈が連発したので反省しました。
術後すぐの、立ち上がることさえやっとだった感覚が抜けないから、歩けることが本当に嬉しい。もっともっとという気持ちになってしまいます。
あとは「もう疲れた。」と感じる状態が変わってきました。心臓はきちんと動いているけど筋力が無くて体が疲れてしまう感覚から、筋肉や関節はまだまだ使えるけど心臓がスタミナ切れになってしまう感覚になりました。そうそう。幼い頃から心臓の弱かった人間からすると、これがいつもの感じ。これはそんなに嬉しいことではないけど、今まで(術前まで)の感覚に戻ってきました。
心臓自体も筋肉なので、使っていくうちにどんどん強くなるから、まだもう少し動けるようになるはずだと思っているよと医師が言うので、私はそれを期待しています。


開胸した傷は、先月(術後5か月目)やっと最後の瘡蓋かさぶたが取れました。もう取れないのかと思った。ちなみに最後までしぶとかったのは、鎖骨下の傷口の始まり部分でした。
全体的にまだ少し赤みがかっていますが、痛みや痒みなどはありません。そもそも傷跡の出ない服しか着ていないけど、これからの季節は日焼けや汗蒸れに注意しないといけないなと思っています。
骨(胸骨)や傷周りの筋肉は、たまに鈍く痛むことはあります。でも切って開いて骨をワイヤーで止めてあるんだから、多少痛むくらいは仕方ないだろうと思っていたし、私は胸部の皮膚が人より少し弱い(骨から痛みが伝わりやすい)みたいです。骨自体はもうくっついただろうと言われました。癒着が酷かったり、手術自体の回数が多いことも痛みが残る原因として考えられるそうです。(痛みが残らない人ももちろんいます)
首の点滴跡にも少し瘡蓋が残っていましたが、そこは瘡蓋ではなくて抜糸の残りだったようで(⁉)、術後4か月目に先生が気付いて、抜いてもらいました。全体的に内出血は治まりましたが、痣のような跡は残っており、いよいよ「もうこれ以上は薄くなりません」と言われてしまいました。

「医者からしたら、どうでもいい跡なんだよ。君が治療を頑張ってくれた証明みたいなものでもあるしね。でも本人にとってどうでもいい問題ではないことも分かるよ。」
この「医者からしたらどうでもいい」というのは、その場所に点滴をするというのは命に関わる処置だから、その状態の時には他にもっと優先すべきことが沢山あって、外した時に跡になってしまうとか傷が大きいとか小さいとかはどうでもいい。という意味です。

「形成とか考える?」(形成外科で傷跡を消す処置のこと)
と言ってもらいましたが「出来ないことではないけど、感染症のリスクが増えることをこの時期にさせたくないというのが本音」とも言っていて、ひとまず保留にしました。急げばそれだけ早くきれいに出来るというものでもないし。また手術をするときには同じ場所に点滴入れるんだろうし。


それから結局、不整脈が日常的に残ってしまいました(術後の不整脈は一時的なもので治まる場合が多い)が、これは手術の影響というか、心臓そのものの弱さのせいで(痛んでいる弁は取り換えられるけど、弱った心臓丸ごと取り換えたわけではないから)
放置しても問題ない種類のものなので、今は薬で脈を抑えつつ様子を見ています。
あまりにも酷いようなら、またアブレーションをかけようかという案もあるそうですが、前回アブレーションをした時と違い、突発的な筋肉の痙攣なので、決まった発信源があるわけではなく、焼き固めたところでまた別の所が痙攣したら(きっとすぐする)再発してしまうのだそうです。悲しいけど、それもまた仕方のないことだと思うしかない。
もっと早く(4~5年前)に手術をしていれば、ここまで心臓が弱ってしまうことも無かったらしいけど、その頃は誰も私が手術適応だと診断してくれる先生は居なかったし、今の病院ですら「そんなに急いで手術する必要ないんじゃないか」なんて意見もあったのだから。それくらい、先天性奇形の心臓については分からないことが多いのだと思います。



仕事復帰についても話は出ましたが、実はこのご時世で、職場自体が都からの休業要請を受けてお休みしております。これからどうなるのか、身体のことも世の中の動きも、まだまだ未定なことは多いけど、焦らず慎重に動いていきたいと思っています。

おしまい。(引き続き経過観察つづく)

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